「群馬の医療と言語・文化を考える会」Medical Interpreters in Gunma主催の勉強会が11月17(日)Mサポ会議室で行われました。この日の内容は『北関東医療相談会AMIGOS発足の集い参加報告』『関越自動車道交通事故救急救助訓練医療通訳参加報告』でした。関越自動車道交通事故救急救助訓練で会は初めて災害時等医療通訳として訓練参加をしました。
「群馬の医療と言語・文化を考える会」Medical Interpreters in Gunmaは、群馬県内の医療通訳ボランティアが中心となり、定期的に、医学知識、通訳知識・技術、文化を学んでいます。また、言葉の壁のある外国人、外国につながる人たちが医療現場などで言葉に不自由なく医療サービスが受けられるよう、医療関係者などが言葉の問題なく診療などが行えるよう、関係方面との意見交換を行うなど医療通訳の普及のための活動をしています。
11月6日、関越自動車道の赤城高原サービスエリアで行われた訓練は、大型バスが事故を起こし、外国人乗客が負傷したという想定で行われ、同会員が、外国人負傷者役及びそこに駆け付けた医療通訳役の双方を担当しました。訓練を企画した渋川広域消防本部の方から当日の写真を交えた報告があり、その後率直な意見交換がありました。
言葉の壁に戸惑う隊員の姿もありましたが、医療通訳との協働作業で負傷者の基本情報やけがの状態の確認がなされ、双方のコミュニケーションがスムーズに行われたようです。
国際化が進む中、群馬県内在住の外国語を母語とする人は勿論のこと、今後、外国人観光客の増加も見込まれ、医療通訳の必要性が増えると思います。
現在、医療通訳はボランティアや通訳業の人によって支えられています。様々な課題があると思いますが、語学のスキルを活かして活躍されている会員のみなさんの活動を知ることができ、とても貴重な体験でした。
2013年12月2日 2:18 pm |
カテゴリー:スタッフ通信
11月30日午後4時、午後5時30分から、平成25年度「市民提案型パートナーシップ事業」として、メディアキャンプin群馬実行委員会と前橋市が協働で制作した作品の2回の上映会がシネマまえばし(前橋プラザ元気21別館3階)で行われました。
会場入り口(シネマまえばし)
上映されたのは赤城山を舞台に『あふれる、ありふれる。』(7分45秒)、広瀬川を舞台に『朔太郎的恋愛学』(7分00秒)、大室公園を舞台に『てがみ』(6分46秒)、前橋中心商店街を舞台に『またね』(8分00秒)の4作品。スクリーンのなかで演ずるのは前橋市内の小・中・高生で、監督は、大学生です。
『朔太郎的恋愛学』中村監督
若い世代の視点から制作した作品は、新鮮で、前橋の魅力を再認識させられる作品になっていました。ロケ地となっている4カ所は、多くの市民が親しんだ場所でありますが、スクリーンから観ると、これまでの印象とは異なり、新鮮な映像となっていました。それぞれの観光地としての特徴も楽しめます。ショートムービーなので、ストーリーの組み立てが難しいところですが、解りやすく仕上がっていました。
映画制作指導にはプロの映画監督があたり、プロの俳優からの演技指導もあり登場人物の演技もしっかりしていて、とても一般の小・中・高生には、見えませんでした。あらゆる世代の協力と連携があり地域の『人と街』の魅力が存分に伝えられていました。4時からの上映会は満席で、立ち見も出るほど盛況ぶりでした。
ストーリーを楽しみ、ロケ地を楽しむ、何度観てもあきない映画になっていました。前橋市民、全国の方々、それぞれの立場で前橋の魅力を再認識することでしょう。
協働事業としても、この映画制作は、プロセスのなかで様々な役割が果たせ、相乗効果も大きかったようでした。なにより、上映後の舞台挨拶の出演者のこどもたちの笑顔が、明るさに溢れていたのが印象的でした。
キャスト、スタッフのみなさん
市民提案型パートナーシップ事業について http://www.city.maebashi.gunma.jp/sisei/519/524/p009518.html
2013年12月2日 11:23 am |
カテゴリー:スタッフ通信