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[ブログ]ぶら~りボランティア探しの旅~明寿大学の精神が社会活動ボランティアにも活かされています

 私は、5年ほど前に循環器系の疾患を患い、以来、済生会前橋病院の循環器内科の福田丈了先生の診察を受けるため、現在も隔月通院をしています。
 同病院の正面玄関を入った先の総合案内で、いつもニコニコ満面の笑顔で挨拶をしてくださる方がいらっしゃいます。鈴木光江さんです。私が以前勤務していた前橋市中央公民館が主催する明寿大学(全国に先駆け生涯学習の一環として昭和46年に前橋市中央公民館の高齢者教室として創設されました。現在は4年制をとり約400名以上が、講座学習と希望によるクラブ学習を中心に学習しています。)の卒業生で以前からお名前を存じ上げていました。

 現在、鈴木さんは同病院の総合案内のボランティアを月・金曜日の週2回、午前中に行っているそうです。来院者の診察カードや支払機の操作方法のお手伝いや、院内の案内などは尋ねられた時だけでなく、困っている様子を見ると声をかけています。現在17名のお仲間と交代で行っているそうです。鈴木さんは他にも、近所の小学校で本の読み聞かせをしたり、本を朗読し、録音したSDカードを登録する団体に提供するなど多くのボランティア活動をされています。

 明寿大学の学則にある「学んだことを地域に還元する」ということを4年間の学習の中で習得し、以来、実践なさっているという鈴木さん。「これからも体の続く限りボランティア活動をつうじ社会に貢献して行きたい」とおっしゃっていました。ひと時でも明寿大学の運営の一端を担った者として感動、嬉しさともにこの上ない思いに駆られました。
 また、地域活動の仕事に携わるなかで、各町、各地区で鈴木さん同様に明寿大学の卒業生が活動、活躍する姿を多く見てきました。Mサポでも明寿大学の卒業生の団体が多く登録され、Mサポの事業を始め前橋市の事業などにも紹介させていただき、多くのボランティア活動をしていただいています。

 これからも、明寿大学の卒業生のボランティア活動が前橋市の市民活動の向上につながって行くようMサポとしてもお手伝いをして行きたいと思います。
 また、前出の福田丈了先生には、以前、明寿大学の学習に際して、ボランティアにて講義をしていただきました。それを縁に、同病院の他の先生にも、同様に講義をしていただきました。同病院の社会貢献活動の取り組みにも感謝しております。
                                             Mサポby星野

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