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[ブログ]「地域のカタチを世界に繋ぐ/地域文化と建築」

JIA関東甲信越支部大会 「建築祭2016群馬」
(主催:公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部)

 第1回 JIA関東甲信越支部大会 「建築祭2016群馬」(主催:公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部)が、6月10日~12日まで、前橋・高崎を会場に開催されました。6月12日(日)は、3日間の大会のメインプログラムイベントの集大成として群馬音楽センター(高崎市)で行われました。主催団体の各県ごとの組織、公益社団法人日本建築家協会(JIA)関東甲信越支部群馬地域会様はMサポの登録団体です。今回のイベントで後援として関わらせて頂きました。
 この日は、日本を代表する建築家・内藤廣氏の講演、空き家空き地コンペ表彰、審査委員長の建築家・村上龍至氏のトークと共に、群馬交響楽団弦楽四重奏、東京農業大学第二高等学校吹奏楽部マーチングバンドによる音楽演奏があり、建築関係者のみならず、楽しめるプログラムでした。内藤廣氏と藤村龍至氏に高崎市出身のオペラ歌手の山田由紀子さんが加わり、建築やまちづくりについてのトークを地域と世界との関係についても掘り下げて行われました。
 また「ここにあるものタカラもの 空き家空き地コンペ」は対象エリアが前橋市の中央市街地に接するおおよそ東西250ⅿ南北200ⅿの三角形のエリアでした。3月27日・4月24日と二度の参加者説明会から始まり、前橋プラザ21にて一般市民投票が行われ前橋市民を巻き込んでのコンペになりました。地元前橋工科大学建築学科の生徒が「学生賞」を受賞しました。
(詳しくは→http://www.maebashi-it.ac.jp/department/arc/info/prize/jia.html)
 群馬音楽センターが市民に愛されている建物であることをイベントを通じて感じました。近代的な情報社会の中ものが溢れ、時代と共に消えていくものもあります。しかし本当に滅ぼしきれないものは人と人の間にあり、それは“文化=風土”であることに気づかされました。この文化が次の時代の土台となり、新しい文化を築き上げてくれると思います。(斉藤)

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「ここにあるタカラもの」
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内藤廣氏の講演
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建築やまちづくりについてのトーク
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