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2026年03月25日

Mサポ若者サポーター取材記事「Mサポ職員」(その2)

こんにちは。若者サポーターをしている共愛学園前橋国際大学の中村聡良です。
前橋市民活動支援センター(愛称:Mサポ)の3名の職員を取材し、お聞きした話を以下にまとめました。

① Mサポについて
Mサポとは市民活動に関する情報発信や活動場所の提供、団体同士の交流をつなぐ活動を行っている場所です。

Mサポの起源は前橋市社会福祉協議会内に市民活動支援センターが設立されたことに始まります。前橋プラザ元気21のオープンに合わせて現在の場所に移転し、前橋市が設置しNPO法人が委託を受け運営する、公設民営のセンターとして10数年運営されてきました。そして、2022年4月より前橋市が運営する公設公営のセンターとなりました。

Mサポの主な業務内容としては、
① 窓口相談
② ゆるつな!
③ Mサポコモンズ
④ メルマガの発行
⑤ ホームページの情報更新
⑥ 434の登録団体の情報管理
⑦ 新しい登録団体のヒアリング
以上の7つの業務に取り組んでいます。

② Mサポコモンズについて
Mサポでは2023年6月から毎月第4木曜日にイベントを開催しています。
コモンズはMサポの運営委員会の方々からの提案によって毎月開催することが決まりました。
イベントの中で話す相手を15分ごとに変えていますが、これはアンケートの要望を反映させたものとなっています。
初めての人でも参加しやすく、宣伝用の広告やチラシを貼りやすいようにコルクボードを設置するなどの工夫もしています。
コモンズを開催することで地域の様々な年代や立場の方々が広く関わる場づくりができ、参加者同士をつなぐことができるようになりました。
また、利用者登録の人数が増えたという利点もあります。
Mサポの職員がコモンズの開催に当たって意識していることは、活動分野に枠を作らず、地域の方々に主体性を持っていただくために職員が動きすぎないようにしているということです。


③ ゆるつな!について
ゆるつな!は2022年度より開催しているイベントで、参加者同士がゆるくつながり、交流することを目的としています。
また、ゆるつな!では発表の時に『いいね!』『つながりたい』『気になる』などの言葉がかかれた札を上げます。参加者の反応を発表者に見える形で伝えることで、新しい出会いを求めている人と繋がりやすくなると考えています。
ゆるつな!運営で気をつけていることは、参加者の主体性を大切にすることです。企画段階から「運営側は何をすべきで、何をする必要がないか」を考えています。

「Mサポコモンズ」「ゆるつな!」この2つの取り組みに共通する点としては、色々な立場の人と話すことによってつながりができ、次のイベントへの参加や窓口相談に繋がるケースもあることが挙げられます。

④ 若者サポーターについて
若者サポーターはもともと「若者ライター」という名称で市民活動団体の取材を行っていましたが、2024年度から改変しました。若い層を取り入れ、次世代を担う人とMサポがどう絡めるかを考え、取材だけではなく、「Mサポコモンズ」「ゆるつな!」の運営にも携わる「若者サポーター」となりました。
若者サポーターの利点は、自然と地域の人々と話ができ、貴重な学びが得られる点です。
また、若者サポーターを行っていく中で感じることができた、やりがいとは、活動する中でサポーターの変化を感じることや地域の方々の笑顔が増えたことです。
若者サポーターに求めていることは前橋市に対する関心や長期的なビジョンを持って、イベントに積極的に参加し、市民活動の担い手になることです。


⑤ 若者サポーターに参加した人のきっかけ
今回は若者サポーターのメンバーが活動に参加したきっかけについて話し合いました。
きっかけとして前橋で地域の方々がどういう活動をされているのかを知りたいということや市民活動についての知識を深めたいなどの思いがありました。
ちなみに、私が若者サポーターの活動に参加したいと考えたきっかけは、大学での学生記者の活動を活かしていきたいと考えていたこと、前橋市についてもっと理解を深めていきたいと考えていたことです。

⑥ Mサポの課題について
Mサポの課題であると感じていることについて
(1) 利用登録者の人に気軽にMサポに来てほしいこと
(2) Mサポの魅力を伝えきれていないこと
(3) 次の世代をどう育てていくかということ
(4) 次のキーパーソンの人が現れにくいこと
代表的な課題を挙げると以上のようになるとのことでした。

⑦ Mサポで今後やってみたいことは?
Mサポの職員の皆さんにMサポで今後どのようなことをやってみたいかと言う質問をしてみたところ、とても独自性のある興味深い話をたくさん聞くことができました。
(1)焚火を囲みながら話すことで心を広くして静かに交流することができ、非日常的な空間や距離を味わう活動を行う
(2)フィンランドの精神医療の事例を参考にして、友人や家族等、グループに思っていることを聞くことができる環境を作る
(3)若者塾を作り、若者支援について考え、主体的な活動を増やす

どのアイデアも若者世代とのコミュニケーションや繋がりを求めていくことを大切にしているので将来のビジョンが明確な考え方だと思いました。

⑧ 地域の方々と接する時に心がけていること
まずは、しっかりと相手の話を傾聴し、意見を受け止めて、アドバイスや提案を行っています。
また、地域の人々が活動を続ける気力がわくような対応も行っています。


⑨ Mサポ職員の業務に取り組むやりがい
Mサポ職員の業務に取り組むやりがいは、考えていたことを実行できる達成感やコモンズに毎回参加することで地域の方々と知り合いが増えることなどが挙げられます。


⑩ Mサポ職員が若者世代に特に伝えたいこと
若者自身が地域に関心を持って関わっていただき、ゆくゆくは主体的に活動する団体を若者世代が運営してほしいということです。

⑪ 感想
私は今回の取材からMサポはコモンズやゆるつな!において地域の方々同士のつながりを深めていることについて改めて学びました。
Mサポは地域団体の市民活動を支えていくうえでとても重要な役割を担っているので、今後も多くの地域の人々がMサポを利用してもらえるような環境を作ってほしいです。
また、私は、地域の人々が若者を中心として多世代交流を実現する社会を創るために、Mサポが取り組むべきことは現在よりも多くの人と交流できるイベントの企画・運営を行っていくことであると考えました。

私は若者サポーターの活動を6か月間行い、様々な地域の施設や人々を取材していき、前橋市をよりよい街にするために地域の人々がどのように努力をしたり工夫をしたりしているのかについて理解を深めることができました。
加えて、若者サポーターで取材活動などを行うことで多くの人に地域の情報を発信することができ、Mサポと地域施設や登録団体がつなぐ役割を果たせることにとてもやりがいを感じました。
これからも前橋市の他の都市にない強みや魅力を若者の視点から発信していけるようになりたいと考えました。

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