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Mサポ若者ライター取材記事 Vol.4『NPO法人 Next Generation』

『NPO法人 Next Generation』を取材してきました!

こんにちは、Mサポ若者ライターの多加谷 蓮です。
10月28日(土)に、Mサポ利用登録者「NPO法人 Next Generation」(以下、「ネクジェネ」といいます。)の活動取材を行いました。
この日は、国立赤城青少年交流の家を会場に、ひとり親家庭の親子を対象としたキャンプイベントが開催され、ネクジェネはこのイベント運営の関係団体として参加していました。
今回のイベントは、群馬県母子会が運営主体として実施され、ネクジェネはイベントにおいて親子野外炊事、ウォークラリー、そして全体のサポートという立場で関わっていました。
会場にお邪魔して、代表の小高さんやスタッフ、ネクジェネにインターン生として参加者していた学生さんに取材をさせていただき、その時の様子を記事にまとめましたので、ぜひご一読いただけると嬉しいです。

NPO法人Next Generationとは

2016年11月、代表の小高さんが高校生の時に立ち上げたNPO法人です。行政(県、市、教育委員会)や関係機関と協働し、主に小中学生を対象に学習機会に恵まれない子どもたちや、ひとり親家庭の子どもたちへの学習支援に取り組んでいる団体です。
また、2021年5月からは前橋駅前のアクエル前橋内にある高校生学習室の管理運営業務を前橋市から受託し、高校生に対する学習機会の提供にも力を入れています。
ネクジェネは若いスタッフ中心の団体で、代表の小高さん以外はほとんどが学生で構成されています。もちろん小高さんも20歳代で、若くエネルギーに溢れる方です。

イベントの様子

今回のイベントは、母子家庭・父子家庭の親子約40名が参加していました。下は年少から上は中学3年生までの子どもたちが参加しており、親子でのカレー作りやウォークラリー活動に楽しそうに取り組んでいました。
普段ゆっくりと親子で何かに取り組む時間はそれほど多くはないと思うので、参加者にとってとても良い機会になっていると感じました。

<野外炊事を通した親子交流の様子>

Next Generation 代表 小高さんのお話

小高さんの今回のイベントに対する思いを伺ったところ「ひとり親家庭では、日頃から子どもと親が一緒にいる時間や、子どもが学校以外で様々な社会体験をするような機会が少なくなる傾向がある。
そこで、このプログラムを通して親子の交流や、日頃出来ない体験をすることで、子どもたちの自己肯定感を育んでいきたい。」と話してくれました。

<代表の小高さん(右)へインタビュー>

スタッフとして参加していた学生さんの声

イベントに最年少のボランティアスタッフとして参加していた高校1年生の方に話を伺いました。
なぜ参加したのか聞いたところ「日頃からネクジェネが運営している高校生学習室を利用しているが、ネクジェネのメンバーの方から声をかけてもらい、良い経験になると思って参加した。」ということでした。
また、「参加したらとても楽しかった。」と話してくれました。

次に、ネクジェネにインターン生として参加していた大学2年生の方にも話を伺いました。
インターンに参加した動機を聞いたところ、「もともと市民活動に興味があり、以前からボランティア活動を行っていた。たまたまインスタグラムでインターンシップの広告を目にし、思い切って参加してみた。」ということでした。
活動に参加した感想は「子どもが好きなので、子どもたちと一緒に過ごせて楽しい。参加者が楽しそうにしている様子や、ワクワクしている様子、親子のコミュニケーションの様子を見ることができて嬉しい気持ち。」と話してくれました。

<インターン生をはじめとした学生スタッフの皆さんも楽しそうでした!>

取材を通しての感想

私も大学の授業の傍ら、日ごろから子ども食堂などの市民活動に携わるなど、割と活発に活動をしている方だと思いますが、ネクジェネのメンバーの方も小高さんを筆頭に本当に積極的に活動をされているなと感じました。
今回のイベントでは、私と同じ大学2年生の方がイベントリーダーとして中心的な役割を担い、全体の調整や進行をしていました。イベントの途中で雨が降ってしまったため、当初予定していた野外活動ができなくなりましたが、すぐに状況判断して屋内での活動に切り替えるなど、スムーズな運営が行われていました。
事前にいろいろなことを想定し、しっかりと準備をされていたのだと感じました。
今後も、ネクジェネの活動を通して多くの子どもたちが新たな発見やワクワクする体験、たくさんの学びを得られれば良いなと思います。

<副代表の中野さん イベントリーダーとして頑張っていました!>