Mサポ若者サポーター取材 vol.2 こども食堂「るりあるく」
こんにちは!若者サポーターの中沢朱里、インターンシップ生の細山和香菜です。
11月12日(火)にこども食堂「るりあるく」が前橋市南町、けやきウォーク前橋近くにオープンしました!
その様子を取材してきたので、お読みください♪
こども食堂「るりあるく」ってどんな場所?
共愛学園前橋国際大学の学生、齋藤舞奈さんと多賀千夏さんがボランティアさんと一緒に運営しているこども食堂です。
2024年11月12日(火)に本オープンしました!
日時:毎月第2・第4火曜日 15:00~19:00(要申込み)
場所:前橋市南町3丁目74-11(けやきウォーク前橋、市ノ坪第2公園北)
料金:子ども(中学生以下)無料、大人300円
※詳しくはInstagramをご覧ください。
こどもたちが帰った後に、「るりあるく」代表の齋藤舞奈さん、会計の多賀千夏さんにお話を聞きました♪
こども食堂「るりあるく」の名前の由来は?
フランス語でるりあん(人と人をつなぐ)とあるく(橋)という言葉を組み合わせた造語です!
こども食堂を始めたきっかけは?
(多賀さんより)斎藤さんに誘われたことに加えて、インターンで学童保育に関わったことや七夕まつりのリース作りワークショップなどを経験し、こどもと関係を持つ中でこどもが好きであると気付き、こどもに家庭と学校以外の居場所を作る活動がしたいという想いで始めました!
どんなところにやりがいを感じている?
こどもたちが作ったご飯をたくさん食べて、笑顔で美味しいと言ってくれたことや、帰るときに「ここのこども食堂が一番好き!」と伝えてくれたこと、シャロン祭(学園祭)で出会った人が話を聞いて来てくれたところなどにやりがいを感じています。
こどもたちと接する上で意識していることは?
顔や目を見て話すこと、笑顔でいること、こどもたちが何を考えているのかを意識しながら接しています。
活動を始めるまでに大変だったことは?
こども食堂を始めるにあたり何が必要なのかわからなかったことと、これまでにやったことがないことが多かったことが大変でした。
これからの展望は?
(齋藤さん)現在は月2回で開催していますが、週1での開催を目指したいです!
(多賀さん)ファッションに関心があります。ゆくゆくは、こども向けのファッションショーを行い、こどもたちと一緒に楽しみたいです!
若者サポーター&インターンシップ生より
<中沢朱里>
こども食堂「るりあるく」さんの看板の可愛い温かな文字に連れられて、奥に進むと私が想像していた以上のこどもたちがいて驚きました。部屋に足を踏み込むと、既にこどもたちの楽しそうな声や勉強している姿に、思わず懐かしさが込み上げていきました。
こどもたちと触れ合う中で、どうしたら喜んでくれるんだろうかとか、どうすれば理解してくれるだろうと、常に考える事を意識して接してきましたが、自分の言動は間違っているかもしれないと不安がありました。しかし、接していく中で、段々と気持ちが伝わりコミュニケーションが取れるようになってきたため、その過程が自分の中で自信に繋がり最後は、手を取ってくれたのがとても嬉しかったです。こどもに対して偏見や接し方の不安があるかもしれないですが、見た事、聞いた事を素直に受け止めてやってくれるこどもたちを見ると、こちらも精一杯向き合ってみる事が、とても大切であるなと思いました。今回を通してこどもに対する接し方は意識するとかなり見え方が異なり、私自身もっと勉強しなくてはという気持ちになりました。
多賀さんのお話を聞く中で、多賀さんは、七夕祭りのワークショップを出させて頂いた時に、こども関係の活動が多くなりこどもが好きになったそうです。そして、このこども食堂の活動に参加するにあたって、学校と家庭以外でこどもたちの居場所を作りたいという気持ちを仰っていました。私も、こどもたちの楽しそうな笑顔を見るとより第二の家の場所というこどもたちの居場所を作る仕事は、とても大切であると改めて実感しました。
ご飯で頂いたカレーやサラダの野菜はフードバンクで無償で提供されたものであることに驚きました。無事完成できた食事にはみんなの愛情と優しさがたっぷり入り、みんなの力が揃って「るりあるく」が成り立っているのだなと思いました。もちろん、一人一人の力添えのおかげですが、誰かを支えようとする思いやりの強さにとても感動を覚えました。
私が、この活動に参加しなければ「るりあるく」に出会っていないように、ここにいる方、それぞれご縁があるのだと思い、出会いを大切にしようと思いました。また、こんなにも支えてくださる方がいるんだなととても温かい気持ちになりました。こどもたちにとっても最終的に、また来たいと思えるような場所になれたらいいな。愛溢れる場所でお手伝いできて幸せでした💞みんなそれぞれの想いが交差するこのこども食堂という場に、こどもたちと関わることができてとても嬉しく思います。また、足を運んでいきたいです!ありがとうございました。
<細山和香菜>
「るりあるく」に到着した時間にはすでにたくさんの保護者とこどもたちが楽しそうに遊んでいたり、勉強したりしていてとても雰囲気の良い空間になっていました。私は今回初めてこども食堂を訪問したのたのですが、最初の方はこどもたちと遊びながらこども食堂とはどのようなところなのかを実際に体験し、知ることができて嬉しかったです。
「るりあるく」という名前のとおり、人とのつながりが強く笑顔の絶えない場所だと思いました!オープンするにあたって、様々な場面で知り合いになった方々が食材やお菓子などを寄付していて、人とのつながりや温かさに触れ、このように様々な人が協力してくれるのは他者を思いやる気持ちの強い二人だからこそそう思えるのではないかと思います。
今回取材を通して、人とのつながりの温かさを強く感じることができました。食材を寄付してくれる人だけでなく、運営の手伝いに来てくれた人も多くいて、たくさんの人に支えられながらこども食堂ができていると知り、私もそんな素敵な活動を支える一員になれたらと思います。
2024年11月21日 5:30 pm | カテゴリー:Mサポからのお知らせ