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Mサポ若者サポーター取材 vol.3 「Let′s Change 大利根中央公園」

こんにちは!若者サポーターの高島優月です。
11月23日(土・祝)に、大利根中央公園の遊具をみんなで塗るイベント「Let′s Change 大利根中央公園」が行われました!
その様子を取材してきたので、お読みください♪

どんなイベント?
「Let′s Change 大利根中央公園」は、地域のこども達と一緒に大利根中央公園のドーム型遊具や壁面に、水性塗料で色を塗るイベントです。こども達が楽しく主体的に関わることで、日頃遊んでいる公園に愛着を持ってきれいに使おうという意識付けができることを目的として開催しました。

関わった人はどんな人?
前橋市と前橋の地域若者会議が主催し、大利根町自治会、共愛学園前橋国際大学の学生さんが協力して開催しました。
前橋市SDGsパートナーである大和リースさんが公園管理事務所と協力して整備に関わり、前橋市の河島塗装さんから子どもの手についても安全な水性塗料を提供してもらいました。

大利根町自治会長 岡さんより

Q.このイベントを行うことを決めたきっかけを教えてください。
A.
・大利根町の今年の事業計画で、公園をいかに使ってもらえるかというのがありました。公園が使われるようにするには、どうしたらいいかということを考えたところ、今日ペイントを行っている遊具が古くなっているのを何とかしたいと思いました。公園管理事務所の渡邉さんと出会い、前橋市SDGsパートナーの大和リースさんが整備に関わってくれることとなりました。
・大利根町では、世代間交流を大切にしています。地域の高齢者も来ています。また、共愛学園前橋国際大学の学生さんが打ち合わせの段階から公園に来ていたこどもたちと一緒に遊んでくれました。
・当初、公園ペイントを11月2日に予定していましたが、雨天でワークショップに変更しました。学生さんはこどもたちとコミュニケーションをとるのが上手で、仲良くやってくれました。参加したこどもたちの中には、ワークショップで作ったものにはまって自分でたくさん作ったこどももいました。
・今日も申込みの問い合わせが多く、申し込んでいなかった人も来たいという声もたくさんありました。当日来てもらいました。3世代の参加も多いです。手形はずっと残り、塗ることはみんなにとって嬉しい体験で、みんなが喜びます。こどもたちも思い出に残ることと思います。

共愛学園前橋国際大学の学生さんより
Q.どんな想いを持ってやってきましたか?
A.
・こどもたちが自分たちでペイントをすることで、公園に愛着を持って欲しいとの想いがあります。大変賑やかなイベントとなり形になって嬉しいです。
・こどもたちとの接し方がわからなかったのですが、自分なりに頑張りました。
・小鳥の絵のモチーフを考えたのですが、下書きの絵にとらわれず工夫して書きました。

前橋の地域若者会議 副委員長 水上さんより
Q.公園ペイントをやろうと思ったきっかけを教えてください。
A.
・前橋の地域若者会議は、前橋市内の地域づくり活動に興味を持つ18歳から35歳までの若者によって構成され、前橋の「地域(モノ・コト・ヒト)」と「若者」が繋がり、好きなことや得意なことを地域に活かして、地域を盛り上げることを目的に活動しています。
・委員長の野水さんが、前橋市地域づくり連絡会で公園がテーマとなった会に参加し、子供たちが地元の公園として愛着を持ってきれいに使っていこうと言う意識付けをしたいと考え、昨年大友町さくら公園の遊具をペイントしました。
Q.今回のイベントでの前橋の地域若者会議の役割を教えてください。
A.
・共愛学園前橋国際大学から話をいただき、協力共催の形で行いました。主に大学生の皆さんがこどもたちと触れ合う形で行っています。
・前橋の地域若者会議のメンバーは4人参加しています。

前橋市公園管理事務所 渡邉さんより
Q.今回の公園ペイントの話を聞いたときの想いを教えてください。
A.
・公園をより活用してもらえたらと思いました。こどもたちだけではなく、公園を大人も使えればいいと思っています。
Q.今後、他の地域でも公園ペイントの話が来たらいかがでしょうか?
A.
・地域の皆さんが公園を使ってもらえるものなら、今後も協力して行っていきたいです。

水性ペンキ提供の河島塗装株式会社さんより
Q.この公園ペイントの話をいただいた時、どんな想いでしたか?
A.
・ペンキの提供は今回が2回目です。こどもたちがペンキや塗装の体験ができる事はなかなかないので、小さいこどもたちも自由に色を選んで、自由に塗れると言う貴重な体験ができてよかったと思います。今後も参加、協力していきたいです。
・こどもたちの嬉しそうな様子や笑顔が間近に見られて良かったです。

前橋市SDGsパートナー企業 大和リース株式会社群馬支店さんより
Q.大和リース株式会社さんが公園ペイントに関わったきっかけを教えてください。
A.
・前橋市SDGsパートナー、公園美化プロジェクトに賛同し、公園管理事務所で大利根中央公園をマッチングしてもらいました。月に1度の草むしりなどの機会に、社員が交代で参加しています。
・今日のイベントには4人の社員と家族が参加しています。
・自治会長さんはじめ、地域の方が温かく迎えてくださり一緒に公園整備を行うことが出来て、嬉しく思っています。

若者サポーターより
<高島優月>
私には小学生の妹がいますが、公園で遊ぶということをあまりしないなと思います。友達と遊ぶとなっても、外で遊ぶより、室内で遊んでいる印象があります。きっとほかの子たちも同じような感じだと考えると、公園の使用頻度は少ないのだと感じました。だから、たくさんある公園をどう活用するのかを考えて行われたこのイベントは、今とても必要なことだと思います。
取材をする中で、このイベントにはたくさんの人の思いがひとつになって行われたものだと感じました。

このイベントの中心となって開催していただいた、共愛学園前橋国際大学の方の話を聞かせていただきました。私と近い歳なのに、強い思いを持っていました。公園に自分たちでペイントすることで、愛着の湧く公園になって欲しいと仰っていました。確かに、自分で公園を塗ることでひとつの思い出となり、遊びに来るきっかけになると思いました。最後に、またこのような公園のイベントをしたいと言っていて、楽しみだなと思いました。また、イベント中は子供たちと楽しそうに話しながら塗っていて、コミュニケーション能力の高さにも驚きました。

前橋市公園管理事務所の方は、公園を大人も使って欲しいと仰っていました。私の中の公園は子供が遊ぶ場所というイメージが強くありました。なかなか大人になると公園にわざわざ足を運ぶ機会が無くなると思います。でも、今回のようなイベントをしたことでカラフルな公園があったら、通りかかった時に思わず足を止める人も出てくるのかなと思いました。

今回他にもたくさんの方のお話を聞かせていただきました。どの方も今回のイベントができたことを喜んでいて、またやるのであれば協力すると仰っていました。

当日は風があり少し寒いと感じる天気でしたが、多くの子供たちが参加していました。子供たちが筆とペンキを持ち、目を輝かせながら塗っている姿は見ているだけで私自身も楽しくなるほどでした。最後に集合写真を撮っている時に、子供たちの楽しそうな声や笑顔がたくさん溢れていて幸せな気持ちになりました。公園を自分たちで色を塗ることはなかなかできないことだと思うので、きっと長く残る思い出になると思います。それが公園へ足を運ぶきっかけになってくれたら嬉しいなと思いました。また、こんな素晴らしいイベントがもっと色んな公園で行われて欲しいなと思いました。