[ブログ] みんなのいばしょ『あつまれ前橋スポット』 勉強・ランチ・読み聞かせ・ゲーム
2018年1月7日(日)11:00~14:00に、前橋市文京町三丁目自治会館にて、あつまれ前橋スポット(Mサポ登録団体)が主催する、「みんなのいばしょ あつまれ前橋スポット 勉強・ランチ・読み聞かせ・ゲーム」が行われました。
あつまれ前橋スポットは、勉強・ランチ・読み聞かせ・ゲームをとおして、子どもの居場所づくりを月1回(夏休み、冬休みは月2回)行っている団体です。美味しい手作りご飯を食べて、面白いお話を聞いて、勉強して、みんなで過ごす温かな場所として、全員がボランティアで活動しています。
今回の「あつまれ前橋スポット」は、日本FP協会群馬支部(Mサポ登録団体)とのコラボレーションで、「おこづかいゲーム」も開催されました。
今回の参加者はお子さんが12人、大人が5人、ボランティアさんが19人でした。ボランティアさんのひとりは、小さなお子さんを背負って参加されていました。
あつまれ前橋スポット 代表の清水紅さんにお話をうかがいました。
あつまれ前橋スポットでは、「学習支援」「食育支援」「絵本の読み聞かせ、紙芝居」の3つを大事にされていること、ボランティアさんは学校や塾の先生、教育関係の方が多いとのことです。ボランティア保険、イベント保険にも加入をされていて、参加者、ボランティアさんの両方が安心して参加できるようにされています。初めてのお子さんには、カードを書いてもらい、アレルギーや好き嫌いなども確認をされています。「自分が親だったら気になること」に対応をされているとおっしゃっていました。
日本FP協会群馬支部とあつまれ前橋スポットとのかかわりは、昨年11月の「つながる3分プロジェクト」を、日本FP協会群馬支部メンバーの伊藤さんが観覧されたことから始まり、コラボレーションが実現しました。今回行った「おこづかいゲーム」は、日本FP協会群馬支部が手作りで作成したもので、サイコロをふって駒を進め、とまった駒のところでカードを引き、お金のやりとりやおこづかい帳をつけることを体験します。銀行での預け入れや、お店での買い物も、疑似体験できるように考えられています。日本FP協会群馬支部では、1年がかりでおこづかいゲームをリニューアルし、実際に子どもたちに参加してもらって、改良を重ねてきたとお聞きしました。
計算が苦手そうな子どもたちも、大人と一緒にとても楽しそうにやっていた様子と、ボランティアの方も自然にサポートされていたことが、印象に残りました。
日本FP協会群馬支部のメンバーに話をききました。「おこづかいを貯めて預け入れを行った後に、『おみせ』で高い買い物をした子もいて、お金の貯め方、使い方を実際に体験してもらえてよかった」と言っていました。
参加された親子も、ボランティアさんも、あつまれ前橋スポット、日本FP協会群馬支部、両方の団体のメンバーとも、皆さんが笑顔にあふれていました。温かなおうちのような、ほっとする雰囲気でした。
食品は有効に利用する趣旨により、前橋市にある母子寮を含む児童養護施設とシェアしています。
※あつまれ前橋スポットでは、調理、食材、仕入れや配送の調整、広報など、ご自身の空いている時間を利用して一緒に活動するボランティアさんを募集しています。
2018年1月7日 5:51 pm | カテゴリー:スタッフ通信