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[ブログ]国際理解講座「トルコ共和国」を聴講しました

 Mサポの登録団体の前橋市国際交流協会主催の国際理解講座「トルコ共和国」~東洋と西洋が交わる国トルコ~を8月2日(土)に聴講させていただきました。
 トルコの大学を卒業後、来日し、群馬大学に在学中のギョチュギュン エスラさんが講師を務めました。
 今年は、我が国とトルコが国交を樹立して90年を迎えたそうです。
 親日的なお国柄は、国交を結ぶ前の1890年に起きたエルトゥールル号遭難事件が両国の友好関係の切っ掛けとなり、始まったのではないかとのことです。
 その後、イラン・イラク戦争の際、イラン在留邦人の救出にトルコ航空機が出動して、215名の邦人が無事救出された話は30年近くたった今でもエルトゥールル号遭難事件とともに、友好のシンボルとして語られています。
 エスラさんは、出身地のイズミルの風習や国内の観光地、歴史、料理などについて話されました。強調され印象に残ったのは、トルコでは料理の調味料としては砂糖を使わないが、その分デザートには沢山使うので、日本人からは甘すぎると言われるそうです。また、豚肉は食べず、犬はペットとして飼うこともあるが、決して家の中では飼わない、他のイスラム国と違い大学の中ではスカーフを付けないそうです。
 結びに「これからも日本とトルコのきづなが深まってゆくことを願っています。聞いてくれてありがとう」という言葉で締めくくってくれました。
 聴講していた70名以上の人たちから、大きな拍手が送られました。
 また、受講者の関心も高く質問が相次ぎ、予定時間をオーバーするほどでした。一人のトルコの方の講演が多くの日本人と心をつなぎ、トルコとの友好の懸け橋となった素晴らしい理解講座であったと感じました。        Mサポ by星野

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