【ブログ】若い活力・思考力・行動力が明日の群馬の原動力に!
8月8日(月)群馬県議会庁舎において「高校生×県議会議員~私たちの手でひらく群馬の未来~」と銘打ったイベントが行われました。当日の参加者はワークショップへの高校生が25校55名、うち中学生2名、運営者側の高校生とOB、OGが18名で合計73名、県議会議員が14名で、総計87名が6つのグループに分かれ委員会形式で行われました。
「農業委員会」「災害対策委員会」「男女共同参画委員会」「国際観光委員会」「主権者教育委員会」「まちづくり委員会」のそれぞれの委員会では高校生たちの熱い意見、提言、質問に対して県議会議員の方々が答たり、適切なアドバイスを行うなどして、6員会の提言が取りまとめられて行きました。
このイベントは群馬県が現在どのような課題を抱えているのか、それに地方政治はどのように対応しているのかなどを、高校生が学習すること、また、県議会の目的、仕組みを高校生が理解し地方政治を身近に感じことにより、選挙制度の改正による選挙権年齢の引き下げに伴う投票行動の促進、更には高校生が学生としての視点で群馬の地域課題を考え、それを集約し、高校生が群馬県議会に提言をするような目的、形式で実施されました。午前10時30分から開始されたイベントは、提言の引き渡しが行われるまで、昼食をはさみ6時間30ほどにわたりました。
報道各社も多く詰めかけ群馬テレビでは同日の午後8時からeye8で大きく取り上げられました。イベントの最後に6つの委員会の提言が同会議の小高 広大代表から星野 寛議長に手渡されました。議長さんは「提言をしっかり受けとめ、今後の議会運営や県政に反映してゆきたい。」と言っておられました。
これまでも同会議は全県的な活動を行っておりますが、打ち合わせや、イベントの多くはMサポはもとより主に前橋市内で行っております。市外の高校、市外在住の高校生が前橋市にたくさん集ってくれています。
活動の中には、下川地区の地域づくり事業への参加、前橋市選挙管理委員会との共催による「高校生×選挙 〜18歳から考える僕らの未来〜」、「ハイスクールバンドフェスin MAEBASHI ~群馬の逆襲~」の実施等々です。バンドフェスでは、Mサポの登録団体交流会で関わりを持つことになった「前橋市中部地区食生活改善推進員会」の方々のボランティア協力をいただき模擬店で販売する品々を一緒に仲良く作っていました。高校生達の話によると県内には高校生が気軽に集い、打ち合わせなどの活動の拠点、イベントなどを行えるスペースや寛容な対応をしてくれるところは他にないとのことです。
当センターとしてもこれからも他の登録団体との公平性を保ちながらも、群馬県高校生会議の皆さんの若い力の醸成に一層、助勢しながらその逞しい行動力を、前橋市の更なる元気力、市民活動の向上のために、広く前橋市内につなげて行きたいと考えており、また、その力を前橋市のためにも貸していただきたいと願っております。
また、8月24日(水)午後7時からは山本前橋市長さんと高校生会議とのタウンミーティングがMサポ交流スペースで開催されます。この場では前橋市に向けて高校生からの多くの、若さに満ち溢れた意見、提言がたくさん出ますことを期待しております。by星野
2016年8月11日 3:23 pm | カテゴリー:スタッフ通信